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パナソニック株式会社

仲間の持ち味を開花させるには、コーチングという手段が必要

会社名

パナソニック株式会社

受講者・チーム

杉山秀樹

会社規模

  • 1000名以上

利用サービス

パーソナルトレーニング・パーソナルコーチング

受講生インタビュー

仲間の持ち味を開花させるには、コーチングという手段が必要

ピープルマネジメントに効くコーチング習得プログラム「CoachEd(コーチェット)」とは

2021/8/16

人を生かしチームを育てるリーダーになるためのコーチング習得プログラム「CoachEd」。  CoachEdを修了されたパナソニック株式会社の杉山秀樹さんに、CoachEdでの体験をお伺いしました。

期待

●コーチングを体系的に理解し、チームのカルチャーへの織り込み方を学びたい

効果

●受講中に「リフレーミング」を体験できたことで、チームの行動を支援する関わり方ができるようになった

●チームメンバーへのコーチングを通し、より理想的なチームのあり方に気づけた

    20代後半からマネジメント職に。失敗もたくさんした結果、コーチングがマネジメントの手法として重要なのではないかと気づいた

    杉山さんは普段どんなお仕事をされていますか。

    パナソニックの採用ブランディング・PeopleAnalytics課でマネージャーをしています。主な業務内容としては、求職者の方向けにパナソニックの魅力やパナソニックらしさを知っていただくブランディングの取り組みと、ご入社された方々がより活躍できるようにデータを活用していく取り組みをしています。

    杉山さんがCoachEdと出会ったきっかけを教えていただけますか。

    チームのマネジメントにおいて、コーチングという手法が重要になっていくのではないかという考えは前から持っていて、注目していました。

    自分自身、20代後半から今までの約10年間、3社の異なる環境でチームをマネジメントしてきた中で、失敗もたくさん経験してきました。特に20代の頃は、メンバーと全然うまく関われていなかったですし、気を張っていたなと感じます。

    自分なりに色々と試行錯誤した結果、「相手を信じて自由に動いてもらった方がうまくいくこと」や、「最終的には相手が決めるとしても、自分が方向性についての壁打ち相手になることで、その後の相手の活動量が全然違うこと」などに気づいていきました。

    杉山秀樹氏 - with コーチェット

    その後Googleが掲げるマネージャーの役割の一つに「良いコーチであれ」という言葉が出てきて、これまで自分がやってきた相手のための関わりはコーチングだったんだと知りました。メンバー一人一人の可能性が花開き、活躍できるような関わり方を実現できるのはコーチングではないかと思い、学ぶことにしました。

    ただ、プロのコーチになりたいわけではなかったので、コーチングの本を読むことしかやりようがなかったのですが、CoachEdのサービスリリースをTwitterで見かけ、その中で「コーチのための学びというよりも、リーダーがチームを活かすための学び」というところを打ち出されていたので、これは自分の求めているものだと関心を持って問い合わせをしたのがきっかけでした。 

    「コーチングとは何か」を経験し、チームマネジメントでの生かし方を学びたくてCoachEdを受講。毎週背中を押してもらって不安はすぐに消えた

    受講前、CoachEdに期待していたことはどんなことですか。

    「そもそもコーチングって何なんだ?」ということが詳しく知りたかったです。

    本を読んだことで、大まかにコーチングの意味は理解していましたが、実際に自分がコーチングをしてもらった経験がない中で、自分がメンバーに対して行っているコーチング的な関わり方が正解なのかどうかが分かりませんでした。

    加えて、自分ひとりがコーチングのスキルを身に付けるだけではダメだと考えていました。チームの可能性を最大化していくためには、マネージャーからメンバーへの関りだけでなく、メンバー同士の関りの中でもコーチングを活かしていく必要性を感じていたのです。なのでコーチングコミュニケーションをチームのカルチャーにどう織り込めば良いのか?というところまで学びたいと思っていました。

    なるほど。では逆に不安だったことはありますか。

    単純に「学ぶ時間を取れるかどうか」ですね。他の受講生のみなさんもそうだと思いますが、通常業務の他にマネジメント業務もあるので、やることが多い中で、毎週決まった時間を確保し、合間に課題もやらなければならない。自分がそれをきちんとこなせるのかが一番心配ではありました。

    そうだったんですね。実際に受講してみて、いかがでしたか? 

    終わってみると、受けて良かったという感想が真っ先に出てきます。

    時間については開始前にすべての予定を確定することで確保できましたし、それ以上に担当コーチの方に親身に寄り添っていただきながら毎週背中を押してもらえたので、途中から当初の不安は一切なくなりました。

    杉山秀樹氏 - with コーチェット

    理論を学んだうえで「自分のコミュニケーションの癖」に気づけたことは大きな財産

    受講中、特に印象的だったことは何ですか?

    「文字起こし」ですね。自分の会話を録音し、全て文字に起こしていただく時間があったのですが、これが本当に気づきの宝庫で、非常に豊かな学びになりました。文字起こしをベースに自分の関わり方についてコーチと対話をするのですが、「自分はこんな言い方をしてしまっているんだな」とか、「この言い方はよくないな。こう言い換えたほうがいい」ということが文字にすると顕著にわかりました。

    自分の会話についての記憶というのは、色々と省かれてしまい曖昧ですし、動画だと恥ずかしくてあまり見返したくないのですが、テキストだと落ち着いて見ることが出来るのでちょうど良かったです。

    またコーチ・トレーナーのお2人から、様々な角度で非常に学びのあるフィードバックをいただけたことで、自分のコミュニケーションの癖に気がつくことが出来ました。

    どんなコミュニケーションの癖がありましたか。

    二つありまして、一つは質問の前に前置きをしてしまうことです。ストレートに相手の中に問いを置いてあげた方が相手の考えを引き出せるのに、中々それが出来ませんでした。

    もう一つは、オープンクエスチョンで質問をすれば良いのに、余計な一言をつけてクローズドクエスチョンにしてしまうことでした。自分の中に「オープンクエスチョンで聞くのが怖い」という気持ちがあったのだと思いますし、いまだに意識しないとやってしまいます。

    いろいろな理屈や理論を学んだうえで「自分のコミュニケーションの癖を理解できた」というのは、私にとって非常に大きな財産でした。この講座で得られた最大の成果と言ってもいいと思います。多くの理論を学んだとして、それを発揮するタイミングは日々のコミュニケーションの中であり、かつ準備して会話する時ではなく不意の会話の中ですよね。自分が無意識に繰り返しているコミュニケーションの癖を理解し改善することで、日々の会話の質は確実に上がっていくのだと思います。

    また付随的な効果ですが、自分の癖に気付き改善方法が明確になったことで、メンバー間のコミュニケーションをより良いものにしていくヒントが掴めました。例えば、「言葉に気付く」ことの大切さ。無意識に発してしまっている言葉を捉え、それがどう相手に受け止められるのか、言い換えるとしたらどんな言葉が良いと思うのか。そうした関り方を働きかけることで、よりお互いの言葉に意識を向けることができるようになりました。

    受講中に「リフレーミング」を体験できたことで、自分のチームへの関わり方が変わった

    その他にどんな学びや気づきがありましたか?

    受講中、自分自身がコーチングを受けている時に「リフレーミング」を体験できたことが、とても良かったです。

    杉山秀樹氏 - with コーチェット

    「Aという方向性が見えているけど、自信がない」という時に、コーチから様々な視点で質問をしてもらうことで「実はBの可能性もCの可能性もある」ということに気づくことが出来ます。これはとても大きな変化で、Aの可能性しか見えていない場合、「Aは難しいからやめておこう」と行動に繋がらない恐れがあります。しかし、他の可能性が見えてくると「Cならすぐに動くことが出来そうだ。今日やってしまおう。」と行動に繋がりやすくなります。「Aしかない」という考えを「AもBもCもある」とリフレーミングできれば、行動のハードルが下がり一歩をすぐに踏み出せる。

    この体験から、自分自身がメンバーと関わる時にメンバーの中にある思い込みやバイアスをリフレーミングすることができれば、チーム全体が前進していくのではないかと思いました。

    例えば社内でのコミュニケーション手法として1on1がありますが、人の話を聞くだけで満足して終わってしまうケースがあります。かつて私もそうだったのですが、話を聞いて相手を理解した気分になり、満足して終わるが結果何も生まれない。メンバーからすると「あの人って話を聞くだけだよね」と思われてしまう。最初は話せたという満足感があるかもしれませんが、その先がないというのはもったいない状態です。話をしたメンバーが、次の行動に移せるように支援する。そのためのコーチングの知識であり、スキルだと思います。

    杉山秀樹氏 - with コーチェット

    実際にCoachEdでコーチングを学び、そう強く感じます。

     チームメンバーにコーチングを実施して、より理想的なチームのあり方に気づけた

    CoachEdでの学びは、どのように現場で生かされましたか。

    受講中、メンバーの前で公開コーチングをしたり、身近なリーダーに対してコーチングをして行動を促したりするような時間をつくりました。ただコーチングを行うだけでなく、どのような観点を持って接したのかも話をしています。そうすることで、体験と学びがセットになり、理解が深まると考えるからです。私自身も現場で実践したことで、さらに理解が深まりました。

    杉山さんが関わり方を変えたことで、周りに起きた変化はありますか。

    自分も含めて、お互いへの関わり方がより良くなったと感じています。もともと自分のチームは関係性の状態が良く、心理的安全性も確保されていました。そこからCoachEdでの学びとその後の関りを通じて、メンバー一人一人が互いに認め合い、かつ高め合うようなコミュニケーションが増え続けていると感じます。1人ひとりが進化し続けている実感があります。

     CoachEdを受講する前の自分は、マネージャーとしてメンバーに方向性を指し示すことを大事だと考えていました。ここに加えて、より良いチームの状態は「自分一人で何とかするのではなく、お互いがお互いを支援し合い、全員で先に進める状態」なのではないかと、CoachEdを受講して感じました。

    杉山秀樹氏 - with coached

    前に進む気がある人の「背中を優しく押してくれる」のがコーチング

    杉山さんにとって「コーチング」とはどういうものでしょうか? 

    「背中をそっと押してくれるもの」ですね。コーチングは、自ら前に進む気持ちを持っていない人を、無理に押し出すようなものではないと思います。前に進む気があるのだけれど踏み出し方が分からない、ちょっと怖い、迷っている。そんな人の背中をポンと優しく押してくれるものだと思います。

    なるほど。そのようなコーチングを、リーダーやマネージャーが学ぶ価値はどこにあると思いますか?

    マネジメント層がコーチングを学ぶ価値は、一言でとても言い切れないですが、価値の源泉そのものだと思います。

    変化していく世界の中で、企業が社会にお役立ちし続けていくためには、多様な価値観を取り込み、多様な個性が生き生きと活躍する組織にならなければなりません。

    そのために、マネージャーは「引っ張る」存在ではなく「エンパワーする」存在であることが大切だと考えています。よりよいくらしや社会のために、頑張る社員1人ひとりの想いを引き出し、ありかたを問いかけ、勇気づけ、関わり続ける。そうやってエンパワーする。その効果的な手法がコーチングなのだと捉えています。

    杉山秀樹氏 - with コーチェット

    自身としてはCoachEdで学んだマネジメント手法を、自分のチーム以外にも広げていきたいと考えています。たまたまタイミングや環境が重なり学ぶ機会を得られた自分だからこそ、次の学びの機会をつくり、コーチング的な関りを広げるきっかけになりたい。コーチング的な思想を一人一人が持つことが、チームとしてのパフォーマンスを高めていくことにつながると思っています。

    CoachEdはコーチングをコーチになる以外の形で仕事に生かしたい人にちょうどいいサービス

    杉山さんにとってCoachEdは、一言で表すとどのようなサービスですか?

    コーチングをマネジメントに生かしたいと思っている人や、マネジメントのあり方について悩んでいる人にとって最適なサービスだと思います。

    CoachEdはプロのコーチになるためのものではなく、組織のマネジメントに生かすためのものですので、「これからリーダーやマネージャーを目指す方」にこそおすすめしたいです。

    よくある話として、プレイヤーとして活躍しているメンバーが、ピープルマネジメントの知識も経験もないまま、いきなりリーダーやマネージャーを任されることがよくあります。

    私もそうでしたが、ぶっつけ本番でマネジメントを学ばなければならないため当然失敗して、メンバーに辛い思いをさせるなど、苦い経験もたくさんしました。もしリーダーになる前に、CoachEdのような講座を受けることが出来ていたら、メンバーに余計な苦しさを感じさせずに済んだのではないかと思います。もちろん、失敗は失敗で大切なことだと思いますが、相手を傷つけるようなことは、無い方がよいので。

    「百聞百見は一験にしかず」マネジメントに悩む人はCoachEdで貴重な経験を手に入れてほしい

    最後に、CoachEdのことが気になっている方に向けて、一言いただけますか?

    私がCoachEdを受講して実感したのは、松下幸之助さんの言葉を借りて「百聞百見は一験にしかず」ということです。100回見たり聞いたりすることよりも、1回経験する大切さがあるという意味です。

    実際にコーチングを体験してみると、本で学んだだけの時とは全然違ったので、まずは体験してみることをおすすめします。自分自身のマネジメントスタイルに悩んでいる方や、これからより影響の輪を拡げていきたいと考えている方は、CoachEdで貴重な経験を得られるのではないかと思います。

    杉山秀樹氏 - with コーチェット

    杉山さん、ありがとうございました!

杉山秀樹

慶應義塾大学環境情報学部卒業。ITベンチャーでマーケティング、PR、IR、経営企画を経て戦略人事。中長期の指針設計と、その実現に向けた人材獲得、人材および組織開発、制度設計、文化醸成をリード。その後、業界の異なるメガベンチャーに移り戦略人事チームを立ち上げ、人事統括および広報統括。パナソニックの経営理念に共感し、2016年12月に同社入社。エンプロイヤーブランディングに従事。2020年1月にPeopleAnalyticsチームを立ち上げ。2021年より全社D&I推進。

[文] 春原ぐみ

[撮影]大倉 英揮  

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