
会社名
神戸大学
受講者・チーム
神戸大学起業部
会社規模
11-30名
利用サービス
PEER+(ピアプラス)
受講生インタビュー
神戸大学起業部は、ビジネスプランコンテストでの全国大会優勝を目指し、実際の起業を視野に入れた活動を展開しています。部活動の発展のためにチーム間の更に深いつながりや自己理解をより一層深めたいという想いがあり、それらの効果を期待して、PEER+(ピアコーチング)を導入しました。部員同士のコミュニケーションを深め、自己理解を促進することで、新たな組織文化が芽生えつつあることを実感されているそうです。 PEER+を体験した起業部の皆さんに、その効果や気づきについてお話を伺いました。
期待
●チーム間の繋がりを深め、部全体の結束力を高める
●自己理解を促進し、個人の成長と自己実現をサポートする
●コミュニケーションスキルを向上させ、より効果的な事業開発につなげる
効果
●表面的な印象を超えた他者理解が進み、多様性を尊重する文化が醸成された
●自己の強みや課題に気づき、個人のモチベーション向上と役割の明確化につながった
●GROWモデルの活用により、ビジネス課題と個人の成長を結びつける思考が日常化した


まずは起業部の活動について教えてください。どのような活動を行っているのでしょうか?
西村茉莉さん(3期生・1年生)
月曜日と木曜日の週2回の活動が基本です。
月曜は部員コンテンツといい、先輩方が主にまだ起業とかスタートアップについて何も知らない私達(3期生)に向けて講義などをいろいろ企画してくださってます。
木曜日は先生方がいらっしゃるので、先生方の前での事業の進捗発表や3分ピッチをしてアドバイスをいただくというのを毎週繰り返して、どんどんいい事業案になるようブラッシュアップしていくという活動をしています。


なるほど、週2回の活動で着実に成長していく仕組みですね。では、そんな中でPEER+を導入されたわけですが、その背景について教えていただけますか?
北野まどかさん(1期生・3年生)
PEER+のお話をいただいたのは去年2期目だったのですが、起業部に足りないものは、部員同士の深い繋がりや自己実現などのコンテンツだと思っていて。起業って自己実現に結構近いもので、その自己実現をするためにはやっぱり自己理解が必要じゃないかと思っていたんです。
自身も「自分って何なんだろう」と感じている時期でしたし、起業部にもそういう自己理解的なコンテンツが必要だなと薄々感じてた中で、PEER+のお話をいただいて、「あ、これはぴったりじゃないかな」と思い、私はトライアルに参加したいなと思いました。
篠原大輝さん(1期生・4年生)
僕はトライアル期間のときにやりたいと立候補したんですが、授業時間との兼ね合いでできなかったという背景がありました。僕がそのとき何を思ってやりたいなと思ったかでいうと、僕は学部の方で人事とか組織が専門なんですけど、起業部にその議論を持ち込んだときに、果たしてこれは良い組織なのか、いい人事なのかっていうと、必ずしもそうではないなっていうのがありました。その一要素としてメンバー間の関係構築が大きかったです。1年間通じて喋れなかった人たちが、辞めた人たちにもいますし、ある種の強制力を持って、その喋るきっかけを作るっていうことはすごく魅力的だなというふうに感じました。

(左から:篠原さん・北野さん)

自己理解と繋がりの深さが部活動に重要だと感じられたんですね。実際にPEER+を体験してみて、どんな印象を持ちましたか?
石川咲良さん(3期生・1年生)
私はコーチングを最初にやったとき4回生の方だったのですが、相手と悩みを話すときになんか似たような悩みを持っていて、歳が離れてても似たようなことを考えてて、お互いにこうしてみようとか、改善を何か自分とは別の視点でもらえるっていうのがすごく良くて、コーチング面白そうだなというふうに感じました。
西村茉莉さん(3期生・1年生)
コーチングをする前に部員みんなでMBTI診断をしたんです。その結果で、私と同じタイプの人が誰もいなくて、周りが正反対の主人公ばっかりだったので、実は私、馴染めないんじゃないかと思っていました。
そこで一番性格が近しい先輩とピアを一緒にしてもらえたのかわからないんですけど、一緒にお話していく中で結構似てるところがあって「わかる」「だよね」みたいにすごい盛り上がって。その共感できること・相手がいるということが先ほどの深い繋がりというか、自分のことを知ってくれてる人がいるということと、結構同じ考えの人がいるということはよかったなと思いました。

(西村さん)

PEER+を通じて、相手の新たな一面を発見したことはありましたか?
大西拓斗さん(2期生・2年生)
僕というかみんな多くの3期生もそうだと思うのですが、笠置さん(部員1期生・3年生)のイメージって、もうとにかく赤か青でいったら赤みたいな、炎でファイアで、熱意すごいみたいな人という印象があったんですけど、実際に話してみたらすごい思考は冷静だし、コーチングのときも、自分の価値観は冷静なところと物事を俯瞰して冷静に分析していましたし、冷静という言葉を何度も使っていて、「えー?」ってすごい意外だったんです。

なるほど、意外な一面があったんですね。その経験を通じて、何か変化はありましたか?
大西拓斗さん(2期生・2年生)
僕にとってパッション的なイメージだった人のそういう一面を知れて、ピアコーチングを通して知らなかった一面を見るとはこういうことなんだなとすごく感じて、それからいろんな人と会うときに、この人ってこういう人って決めつけるのは良くないなってすごい思うようになりました。だからこの人のことをもっと知りたい、相手のことをもっと知りたいとコーチングを通して思うようになりましたね。

(左から:北野さん・柳下さん・大西さん)

人を見る目が変わったということなんですね。では、自分自身についての理解はどうでしたか?
篠原大輝さん(1期生・4年生)
3期生の子と組んでピアコーチングをやったんですけど、そのときにかなり自分と価値観が違っていて、すごくアグレッシブだなとすごく感じて。対比して自分を見つめ直したときに、「わ、自分ってすごいなんか殻にとじこもってるな」「自分の思考の枠を飛び出せてないな」ということに自分で気が付けて、PEER+の感想でもたくさん書いたんですが、自分の殻を認識できました。(殻を)破れてないんですよっていうのは、今まで見ようとしてこなかったですし、見たくもなかったものでしたけど、それをちゃんと向き合えて認識することができたっていうのは自分の中で結構大きかったなと思います。

(篠原さん)

自分の課題に気づくのは勇気がいりますよね。他に、自分の強みに気づいた経験などはありますか?
吉村優輝さん(3期生・1年生)
一番印象に残ってる話は、自分の強みについて話す回があって、本当に最初自分の強みなんて無い、無いというかちゃんと話せるような強みなんてないんじゃないかなって思っていたんですが、聞いてもらっていろんなことを引き出してもらってるうちに、ああ自分はこういうこと考えてて、これは自分特有のことなんだなって思えました。これって他のところでも生かせるようなことだなっていうことも気づかせてくれて、自信を持たせてくれたっていうのはすごく貴重な体験だったし、そのおかげで今、チームでの自分の役割とかも定まってきていますし、すごくいい経験でしたね。

(吉村さん)

素晴らしいですね。自分の強みを知ることで、チームでの役割も明確になったんですね。
ところで、神大起業部ではPEER+で取り扱ったGROWモデルについて非常に関心が高かったと伺っていますが、どういう印象がありましたか?
柳下直輝さん(1期生・4年生)
現状と理想のギャップっていうところがビジネスで取り扱う課題だと思うんですけど、GROWモデルがそこに結びついているっていうのがまず一点あるので、それで部に導入しやすいっていうところと、具体的な行動っていうところが目に見えるところでした。
ネクストアクションを起業部でも重視してるんですけど、will(GROWのW)はこうしたいと、そういう行動のところを取りやすいという、一目見てわかるというところがあります。部内でもテーマがいろいろあって事業に対してお互いの意見が飛び交ったりするので、個人の強みの話や、事業のチーム内の話など、テーマが決まることで話しやすいっていうところもあるのかなと思ってます。


(柳下さん)

なるほど、ビジネスと個人の成長を結びつけるツールとして機能しているんですね。日常の活動にも影響はありましたか?
北野まどかさん(1期生・3年生)
普通の会議でも、理想状態はなんだろうとか、それに対して現状はどうだろうという発言が結構出るようになったなって思います。

日常的に使えるツールになっているんですね。最後に、これらの経験を踏まえて、起業部の未来像についてどのように考えていますか?
柳下直輝さん(1期生・4年生)
自分で学びをアウトプットできる人になってほしいと思っています。
それは講義を開くこともそうだし、普段の話し合いの中でもそうだと思うんです。やっぱりやりたくて集まっている組織なので、みんな各々が言いたいことを言い合うっていうよりかは、その学んできたことを部に還元するというところがすごい理想だなと思います。そのために月曜活動(部員主体のコンテンツ)もやってるところはあったりするので、そういうふうにみんなが各々持ち帰って、それをアウトプットできる場としてそこにコーチングを活用して話を聞いたりとか、深掘ったりする力とか、そういうところが必要になってくると思いますし、そんな部活にしていきたいなと思っています。


素晴らしいビジョンですね。最後に、皆さんにとってPEER+とはどのようなものだったか、一言で表現していただけますか?
篠原大輝さん(1期生・4年生)
自己開示や関係構築に役立つもの「自己開示の返報性」とも繋がると感じました。
西村茉莉さん(3期生・1年生)
話すスキル、深ぼるスキルを養うものだと思います。
石川咲良さん(3期生・1年生)
対話について改めて考えさせられるものですね。普段何気なくやっていることを改めて考える機会になります。
大西拓斗さん(2期生・2年生)
自己理解、相互理解、組織を活発にするものだと感じています。
北野まどかさん(1期生・3年生)
自己理解と他者理解を深めるものだと思います。
吉村優輝さん(3期生・1年生)
PEER+は「傾聴力を鍛え、自己理解を深めることで、個性を磨き、モチベーションを高めることができるサービス」だと思います。
柳下直輝さん(1期生・4年生)
対話におけるベースを整えてくれるシンプルなサービスだと思います。

(一番手前:石川さん)

ありがとうございます。最後にPEER+はどのような方・組織に、またはどのようなタイミングでやってみるのがお勧めですか?
吉村優輝さん(3期生・1年生)
自分がPEER+を通して話すのが苦手じゃなくなった経験から、会話に自信がない方や、自分について深く知りたい方におすすめだと思います。
また、個人の個性を活かした組織づくりを目指す組織や、人と人の繋がりを深めたい組織がおすすめです。
北野まどかさん(1期生・3年生)
大学1・2年生が良いと思います。本人たちは必要性を感じないかもしれないけれど、就活を迎える前に、就活関係なく自分がどのような人間なのか、どのような事が得意でないのか考えることは必要だと思います。就活にあたって自己分析をしていると、やっぱり仕事内容や職種を絡めて考えてしまうことが多いですが、そのようなしがらみがない状態でやるのがいいんじゃないかなと。大事な人生の岐路を迎える前にやってみると良いと思います。

皆さん、貴重なお話をありがとうございました。PEER+が起業部の皆さんにとって、自己理解と他者理解を深め、組織を活性化するツールになっていることがよくわかりました。今後の起業部の発展が楽しみです。

(神戸大学起業部メンバーと吉田(後列一番右))
神戸大学起業部
神戸大学アントレプレナーシップセンター公認の部活動。部員が考えた新たなビジネスプランをもとにチームを編成し、ビジネスプランを磨き上げ、プロトタイピングを行い、国内外のビジネスコンテストに応募しながら起業を目指しています。
[文] コーチェット
[写真] 中田 絢子
STEP
01.
現状や課題感を伝える

現状や感じていらっしゃる課題感をお話しいただき、状況と根本要因を整理します。
STEP
02.
要因の見立てと解決策を聞く

現状・課題・ご希望に応じて、解決策をご提案します。
STEP
03.
理想に向けたアプローチを決める

実現に向けてのロードマップや最初の一歩をご提案します。
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