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株式会社ツクルバ

リーダーとして、相手の人生を肯定する場を作りたい

会社名

株式会社ツクルバ

受講者・チーム

中村真広

会社規模

  • 101-300名

利用サービス

パーソナルトレーニング・パーソナルコーチング

受講生インタビュー

リーダーとして、相手の人生を肯定する場を作りたい

経営者・リーダーのためのコーチング習得プログラム「CoachEd(コーチェット)」とは。

2021/12/22

人を生かしチームを育てるリーダーになるための3ヶ月のコーチング習得プログラム「CoachEd」。CoachEdを修了された株式会社ツクルバ取締役 中村真広さんに、CoachEdでの体験について担当コーチの立山がインタビューしました。株式会社ツクルバの共同創業代表から取締役へ、役割がシフトするタイミングでCoachEdを受講された中村さん。コーチングという新たな手段を得たことでコミュニケーションの幅が広がり、組織や仲間との関わり方を再発見されたそうです。組織の関係構築を模索するリーダーに読んでいただきたいインタビューです。

期待

●コミュニケーションの幅を広げたい

●コーチングを受ける体験を通して、もっと自分のことを深く知り、深く向き合えるようになりたい

効果

●主観と客観を行き来することで、自己認識の解像度が上がり感情に振り回されなくなった

●すぐにソリューションを提案するのではなく、「聴く」モードで対応できるようになった

    「する(do)」から「いる(be)」への変化を体験することができた

    立山早

    中村さんがCoachEdと出会ったきっかけを教えていただけますか。

    CoachEdは、知り合いの経営者が何名か受講していて、彼らのインタビュー記事をSNSで読んでいたので、以前から気になっていたサービスでした。

    そんな中、僕が今回受講を決めたのは、ツクルバの経営体制の変更を代表の村上と決めた頃でした。

    ​​中村真広氏

    自分自身、「代表取締役ファウンダー」から「取締役」へと役割を変更する中で、自分の中では覚悟を決めていても、会社全体や周囲と自分の関係はまだ変化の前でしたし、これから起こるであろう変化を想像すると気持ちがそわそわしていたんですよね。

    そこで、せっかくなら環境の変化が起きるこのタイミングに、自分自身も大きく変化・成長できたら面白いんじゃないかなと思ったんです。これは自分の変化のチャンスなんじゃないかと。

    でも、一人で変化をするのは大変だし心細い。それなら誰か信頼のおける人に、自分の大きな変化に伴走してもらおうと思い、以前から興味があったCoachEdの受講を決めました。

    変化に変化を重ねようと思うのが、中村さんらしいですよね。CoachEdを受講する前は、ご自身にどのような変化が起きることを期待していましたか。

    中村氏

    二つありまして、一つ目はコミュニケーションの幅が広がること。二つ目はコーチングを受ける体験を通して、もっと自分のことを深く知り、深く向き合えるようになることを期待していましたね。

    立山

    なるほど。では逆に、不安や気がかりだったことはありましたか。

    中村氏

    いや〜、全く無かったですね(笑)

    立山

    そうでしたか(笑)。では実際に受講されてみて、いかがでしたか?

    中村氏

    いや〜受講して本当に良かったなと思っています。特にタイミングがバッチリでした。最高なタイミングで申し込んだ自分を褒めてあげたいですね(笑)。変化の渦中を立山さん(担当コーチ)に伴走してもらえてとても良かったです。

    ​​中村真広氏

    僕の中で漠然と、ツクルバの経営体制の変更は、「執行などの『する(do)』仕事から、『いる(be)』仕事への転換」だと思っていました。ただ、「いる」仕事とはどういうことなのか、まだ腑に落ちないまま言葉にしていました。

    しかしコーチングを学んだことで、「コーチング的な関わり方を続けることが、『いる』仕事なのではないか」と感じてきました。こういうことだったのかも知れない、と気づけてからは、ツクルバでの自分の役割をそれまで以上に言葉にできるようになりましたね。

    また、コミュニケーションの幅が広がったのも受講して良かった点です。まだまだ実践は足りていませんが、頭で理解したコーチング的な関わり方を始めてみるところにはきていると思います。

    自己認識が深まり、他者に頼ることを意識できるようになった

    立山

    CoachEdでは、「コーチングを受けていただく体験」と「コーチングを学んでいただく体験」がありますが、まずはコーチングを受けていただいたことで起きた、印象的な変化や気づきについて教えていただけますか。

    中村氏

    一番印象的だったのは、自己認識の解像度が上がったことですね。自分が「どんな人間なのか」を自分では知ったつもりになっていましたが、コーチからの問いやフィードバックを通して自分を客観視することができましたし、逆に主観的に「どうありたいか」も改めて考えることができ、自己認識が深まっていくのを感じました。

    主観と客観を行き来することで、自己認識の解像度を上げられたのがとても良かったですね。

    ​​中村真広氏
    立山

    自己認識の解像度が上がることの良さは、どのようなところにあるのでしょうか。

    中村氏

    得体の知れない自分に振り回されなくなることですね。「自分ってこういうところあるよなぁ」とか、「周りからはこんなふうに思われているんだよなぁ」と、自分を対象化できるようになると、自分の感情に流されずに、自分という存在のキャスティングが上手くできるようになるんですよね。

    場を俯瞰して見られるようにもなるので、「今はこのキャラクターの自分でこう振る舞っておこう」とか、「あえてこっちのキャラクターでいった方が良さそうだな」と、自分の意志で自分の在り方を自由に決めることができる。だから、自分の感情に振り回されなくなるんです。

    他者と関わるとき、自分が持っているキャラクターを踏まえて、コミュニケーションをとることを心がけるようになりました。

    立山

    なるほど。中村さんのメタ認知力の高さを感じますね。他にもコーチングを受けたことによる気づきや発見などありましたか?

    中村氏

    「自分で自分を愛しきれていなかった」という、とても大きな発見がありました。

    僕には昔から「自分には価値がないのではないか」という根深い恐れがあって、行動し成果を出すことで、価値を証明し自分を認めようとしてきました。そんな自分がいることをなんとなく感じていたのですが、今回はっきりと認識しましたね。

    自分には価値があるんだと愛しきるというか、根深い恐れを含めて自分を認めてあげることが、自己認識のプロセスの中で一番重要な気づきでしたね。

    けれど、「恐れを抱えた自分でも良い、自分にはそのままで価値がある」と認めて愛することが重要だと分かっていても、自分を愛するにはとても強い意志が必要でした。ついつい恐れからの回避行動をとってしまいそうになります。そんな中で、僕を信じて伴走してくれるコーチの存在は心強かったですね。

    自分で自分を幸せにしていないと、周りを幸せにすることなんてできない。周りを幸せにしたいのであれば、まずは自分を幸せにすることから始まるのだと実感しました。

    立山

    そんな自分に真摯に向き合う中村さんに伴走させていただけて、私もとても幸せでした。中村さんが自分を幸せにするために、意識されたことは何かありましたか?

    中村氏

    これまで以上に、もう一歩、もう半歩、周りへ自己開示するよう心がけました。

    ​​中村真広氏

    会社も変化の時期にあり、プライベートでも第2子が生まれ、周りに頼らざるを得ないシーンが多くありましたが、コーチングを受ける前の自分だったら、無理をしてでも「大丈夫だよ」と虚勢を張っていただろうと思います。周りに甘えることができなかったと思うんですよね。

    でも、実際は「けっこう、限界が来ているかも」とか、「助けて欲しいんだよね」と周りに頼ることができ、これは自己愛について考えたプロセスがあったからこそだと思いますね。

    立山

    素敵な変化ですね。周りの方々も中村さんに頼ってもらえて、嬉しかったのではないかと想像します。ではここまでは、コーチングを受けての変化をうかがいましたが、コーチングを学ばれてみて、印象的な気づきなどはありましたか。

    中村氏

    傾聴のスキルを学んだときに、「人は相手の話を聴いているようで、実は自分の頭の中の声を聴いている。つまり相手の話を聴いていない」という話を聞いて、本当にそうだなと思いました。

    僕もよく、相手の話に対して「上手く返そう」とか、「課題に対していいソリューションを出そう」といった目線で聴いていたので、相手の話を聴いていたとは言えないなと反省しました。

    自分としては、ちゃんと聴いているつもりだったんですよ。むしろ、相手の課題を解決できる方が良いと思っていたし、それが良いコミュニケーションだと思っていました。

    でも、何か価値あることを言わなくても、ソリューションを出さなくても、相手の話を受け止めて、問いを投げかけるだけでもコミュニケーションは成立する。むしろ、ちゃんと「聴かれた」という体験により、コミュニケーションの満足度を上げることができる。そういうやり方もあるんだと知って驚きましたね。

    実のところ、人と話す時に「良い返しができたかな」とドキドキしていることが多かったので、そういうのを気にしなくていいんだ!と思うと、すごく気が楽になりました(笑)。

    「聴く」ことが、相手の満足感に繋がるのはすごく良い発見でしたね。

    立山

    中村さんの傾聴のレベルが上がったことで、周りに何か変化はありましたか。

    中村氏

    そうですね。これまでだったら会議で意見が対立すると、「何が対立しているのか、一つずつロジックで整理してみよう」と自分がリードしがちでした。でも今は、すぐにソリューションを提案するのではなく、まずは聴こうというモードで対応できるようになりました。

    仕事仲間にも「今日は聴くモードなんですね」と気づかれるくらい、モードが違うみたいです。相手も、「今は聴くモードだからなんでも言ってよさそうだ」と感じとって話してくれているように思います。

    ​​中村真広氏

    それぞれの人生を肯定していく

    立山

    CoachEdでの3ヶ月間を通して、中村さんがより自由になっていく印象を受けていました。中村さんが理想の未来に進んでいく上で「今、どんな在り方が必要なのか」を、いつでも軽やかにモードチェンジできるような自由さが、日に日に増していたように感じます。

    中村氏

    嬉しいですね。人間って、森とか海とか自然がいっぱいの場所に行くと、自分が解き放たれたような経験をするじゃないですか。そんな「自然(じねん)状態」で生きることができると、人は幸せなのではないかと思っているんですが、そんな話を立山さんにしていた時に「中村さん自身が自然な状態でいることで、周りの方々も森に行った時のように、解き放たれて自然な状態でいれるんじゃないですか」と言ってもらえて、まさにそれだっ!て思ったんですよね。

    自分自身が自由で自然であること。これがとても大切なことだと気づいてから、より自由になっていったのを感じますね。

    立山

    自分の在り方が相手の在り方に影響を与え、変化した相手の在り方がまた自分の在り方に影響を与える。そうやって相互に影響を与え合ってお互いが自然体になっていくと、深いコミュニケーションを体験することができますよね。中村さんから私に対してコーチング練習をしていただいた時にも、何度もその感覚を感じていました。

    中村氏

    まさに「響き」ですよね。

    僕は、話をしていて、お互いに同じビジョンが見えて、「そう!それ!」となる瞬間がすごく好きなんです。「それ!」が出てきた時は、相手もすごく楽しそうで、やるしかないねって顔をしている。僕もそんな顔を見るとすごく嬉しくなるんです。コーチングをしていると、そうした「響き」の瞬間が何度もあって、すごくテンションが上がりました。

    響きがある場が大好きで、そういう場を作りたいと思ってツクルバに関わってきたんだなと改めて思いました。

    ​​中村真広氏
    立山

    素敵ですね。では3ヶ月を振り返ってみて、最大の成果は何でしたか。

    中村氏

    3ヶ月間でコーチングの実践練習を積み重ねてきましたが、ツクルバの村上(代表取締役CEO)へのコーチングが集大成になりました。村上とのコーチングを使った関係構築は、CoachEdを始めたときからやってみたいと思っていたので、それができるようになって嬉しかったです。

    改めて、ツクルバでの僕の「いる」という仕事の一番象徴的なことが、CEO村上のコーチになることだと分かりました。村上とも、一回で終わらず、継続的にやっていこうと話をしています。

    立山

    まさに、「する」から「いる」への変化を体験されたのですね。

    中村氏

    大きな一歩になりましたね。

    立山

    CoachEdで学んだことは、今後の中村さんの活動にどのように生かせそうでしょうか。

    中村氏

    CoachEdの学びの全てが、僕の人生に生きると思っています。

    人の可能性を真摯に信じて、その人の内側から生まれるエネルギーで、その人自身の人生を支援するのが僕の喜びです。

    人生を肯定する場を作りたいし、僕自身のことも肯定し続けていきたい。対組織、対ビジネスだけでなく、対家族や対子どもたちに、その人らしく輝く支援をしていく時、コーチングという関わり方がすごく生きてくる。僕のライフテーマにすごくフィットしていると感じています。

    ​​中村真広氏
    立山

    中村さんの人生に生きる学びとなってとても嬉しいです。中村さんにとって、CoachEdは一言で表すとどんなサービスでしょう。

    中村氏

    意識やスタンスがすごく変わる、精神と時の部屋ですね(笑)。

    コーチングを受けると学ぶが、キュッと詰まった濃密なプログラムで、自分自身の変化を体験することができました。かなり濃密だったので、修了した今、ちょっと寂しいというか喪失感もあるくらいです(笑)。

    立山

    私も毎週の中村さんとのセッションが終わってしまい、寂しいです。引き続き中村さんの応援団長ですので、いつでも頼ってくださいね。中村さんから見て、経営者やリーダーがコーチングを学ぶ意義は、どんなところにあると思いますか。

    中村氏

    組織のコミュニケーションを円滑にするための手段として、リーダーが率先してコーチングを取り入れることに意義があると思います。

    会社は、人の集合体です。人と人の関係性にズレが生じたり、課題が起きたりして、摩擦係数が高まると事業にフォーカスしきれない環境に繋がってしまいます。だから、関係構築の手段を、シチュエーションに合わせて使い分けられるリーダーが必要なんです。コーチングはその一つの手段としてとても有用です。

    リーダーとしてコミュニケーションの手段を増やしたいと思ったら、CoachEdを受講してみてほしいですね。

    ​​中村真広氏
    立山

    中村さん、本日はありがとうございました!

中村真広

1984年生まれ。東京工業大学大学院建築学専攻修了。建築家 塚本由晴氏のもとで学ぶ。不動産デベロッパーの株式会社コスモスイニシア、ミュージアムデザイン事務所、環境系NPOを経て、2011年8月に株式会社ツクルバを共同創業、代表取締役就任。2019年東証マザーズに上場。2021年8月より取締役。 株式会社KOUの創業に参画し、2019年同社代表取締役に就任。KOUの活動を通じて世の中の会社をもっと幸せな居場所にするべく、組織の対話サポートツール「emochan」を展開中。地球とつながる暮らしへのシフトを目指す一般社団法人Whole Earth Lifeや、感謝経済でまわる集落づくりを準備中。  

[文]栗原京子 

[写真] 大倉英揮

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