
会社名
株式会社Voicy
受講者・チーム
緒方憲太郎
会社規模
31-50名
利用サービス
パーソナルトレーニング・パーソナルコーチング
受講生インタビュー
経営者としての内省や思考整理を目的に、CoachEdのエグゼクティブコーチングを受けられた緒方さん。コーチングの価値を実感され、自ら経営や組織作りにコーチングを取り入れるために、経営者・リーダーのためのコーチング習得プログラム「CoachEd」も併せて受講されました。 独立して個人で働く人も増えてきている中で、『組織にいるからこそ得られる歓びを知り、共に組織づくりを楽しむ仲間を増やすためには、コーチングスキルが有用である』とお話くださいました。新しい時代のリーダーに読んでいただきたいインタビューです。
期待
● 自分の考えや感情を整理し、よりシンプルな打ち手を考えられるようになりたい
● メンバーが悩んでいる時にコーチング的に関わり、自ら道を開けるように支援したい
● お互いに納得感を持って同じ方向に進むために、心を開き理解しあうことにコーチングを活用したい
効果
● 思考の癖に気づいたことで、自信を持てる点と改善すべき点の整理ができ、気持ちが安定し余裕が生まれた
● 本人の潜在的欲求を浮かび上がらせることが出来るようになり、相談を受ける際のマインドと内容が変わった

緒方さんは、コーチェットが提供する「エグゼクティブコーチング」を受けたのちに、コーチング習得プログラム「CoachEd」も受講して下さいましたよね。まずは、エグゼクティブコーチングに興味を持ったきっかけを教えていただけますでしょうか。

会社を創業した頃は、自分なりの正しさを軸に経営をしていましたが、日々会社の規模が大きくなる中で、自分なりの正しさだけでは判断できないことが増えてきました。
最初のうちは「環境が悪いんだ・状況が悪いんだ」という風に、他責する気持ちがありましたが、すぐに「自分の力が足りていないせいだ」と自責するようになりました。
自分の力が足りないと思い始めると、だんだんと自虐的になり、どんどん自信を失ってしまうんですよね。
そうしたときに、自分の考えや感情を整理し、よりシンプルな打ち手を考えられるようになるための方法として、コーチングに興味を持ちました。


なるほど。数あるコーチングサービスの中から、コーチェットのエグゼクティブコーチングを選んでいただいたのは、どのような理由からでしょうか。

コーチングは、コーチの質と相性で効果が変わると思うのですが、良いコーチがどこにいるのか、さっぱり分かりませんでした。
そんな中でコーチェットのエグゼクティブコーチングの存在を知り、スタートアップ経営者へのコーチング実績の多さから、「ここなら自分に合ったコーチを紹介してもらえるのではないか」という期待を持ちました。

そうだったんですね。コーチングを受ける前に、不安だったことは何かありますか?

相性の良いコーチから最適なコーチングを受けられるのか?時間とコストをかける必要があるのか?という不安はありました。
コーチングについて調べてる中で、下手なコーチにあたると、何も解決出来なかったり、かえって迷いを増幅させてしまう危険性もあると理解していました。
しかしコーチングを受けて、劇的に変化するかしないかは自分次第です。コンサルティングのような結果を求めるものでもない。そうした意識を持って、期待値を調整しながら受講することにしました。

コーチングを受けている中で印象に残っていることや、思い出深い気づきはありますか?

コーチが「どんなことも受け止めるよ」という状態を作ってくれていても、最初はこっぱずかしくて、自分が腹を割って話す体制を整えるのに苦戦しましたね。
悔しかった経験について説明するとき、「どう悔しかったのか」をしっかり言語化して話すことを求められます。そこをちゃんと考えるからこそ、深めていけるのですが、正直、一番面倒くさくて、やりたくないところを突かれるんですよね。
自分としては「もう限界」と思っても、コーチには「まだまだいけるよ」と言われるから、また考える。一種のストレスを感じながら、思考のパーソナルトレーニングみたいだなと思っていました。
そして、コーチに「こういう思考の癖がありますね」とフィードバックされて、たしかにそうだなと初めて気づけたこともたくさんありました。


どんな思考の癖があったのでしょうか。

私は前から「なぜ」について深堀りしていくことが得意でした。事業設計をするときにはすごく武器になる、自分自身の強みです。
しかし、「なぜ」ばかり考えていると、次に進むための行動に中々つながらないんですよね。自分がついやってしまう、思考の癖に初めて気づきました。
同じように、目的やゴール設定をしないまま話をして、堂々巡りになってしまう癖があることにも気づけました。
「そもそもどこを目指しているんだっけ」ということを、会話で意識するようになったのも、コーチングを受けた価値だったなと思います。

ご自身の癖に気づいてから、何か行動が変わったことはありますか?

自分が話したい内容を書いて整理してから話してみたり、自分のVoicyチャンネルを後から聴いてみるということをやるようになりました。
自分の傾向をもとに色々と工夫してみることで、癖が出た時に気づけるようなったり、癖を上手く活かした進め方ができるようになったと思います。

素晴らしいですね。緒方さんの変化に対して、周りの方から何か反応はありましたか。

「話を聞くようになったね」とか、「人を褒めるようになったね」と言われるようになりました。
自分が自分らしく経営するために、何に自信を持って、何を改善すべきなのか整理ができるようになったので、気持ちも安定し余裕が生まれたのかもしれませんね。
また、コーチング的な問いかけを、自分で自分にできるようになったのも、変化だと思いますね。

セルフコーチングができるようになったのですね。コーチングを受けようか迷っているリーダーや経営者に、どんな言葉をかけたいですか。

思い通りにいかないことがあったり、自分には見えてないものがあると感じていたら、一度コーチングを体験してみたらいいと思います。
逆に、いばらの道でも何でも良いから、他者の力を借りずに自分で走っていくことが美しいと思っている人は、コーチングの効果が薄いかも知れません。


そのようにコーチングの効果を実感される中で、ご自身でもコーチングができるようになるために、コーチング習得プログラム CoachEdの受講を決められたのは、どのような思いからだったのでしょうか。

コーチングを色々なところに使える経営者になりたいと思い受講しました。
会社のメンバーにも、自分の未来が見えていなかったり、内省が苦手な人がいるなと思っていて。メンバーが悩んでいたら、コーチング的に関わって、自ら道を開けるようにしてあげたいと思っていました。
また、中々仕事をしない人に「仕事をしなさい」と言うだけでなく、どうしたら「自分から仕事をしたい」と思ってもらえるのか。そのような思いを引き出せるのか。その関わり方の術を持っていたいという思いもありましたね。
そしてもう一つ。人はそれぞれ違うと理解していますが、会社組織では、みんなが同じ方向を向いて走ることが必要です。お互いに納得感を持って進んでいくためにも、心を開き合ったり、理解しあっていることがとても大切です。
コーチングには、そのためのエッセンスがあるんじゃないかなという期待もありました。

表面的に済ませるコミュニケーションではなく、しっかりと繋がりを持ちたいという緒方さんのお人柄が伝わってきますね。

まぁ難しいんですけどね。

どんなところに難しさを感じますか。

1人1人全員に対して、丁寧に対応できるほど時間がないですし、本当にやらない人は、何を言ってもやらないんですよね。
経営者として大切なことは、できるだけ社員の顔色を見ながら意見を聞くことではなく、「こっちにいくぞ」と方向性を示していくことです。
コーチングスキルを理解し習得した上で、経営者としてどこまでやるのか、どう関わるのか、バランスを考え決めていくことが必要ですね。

なるほど。CoachEdを受講する中で、他にも気付きはありましたか。

コーチングをしていて、相手を動かそうとした時点で相手は動かなくなります。コーチは相手を動かすための存在でなく、相手が自ら動き出すために介在する存在なのだと気づきました。
一方で、経営者として「人は変えられる、社会は変えられる」という思いもあります。
「コーチングは相手が自ら気づき、動くために介在するものである」と意識するようになってからは、限界にぶつかるというか、一定量、人に対して良い意味で諦めるところも出てきましたね。
それまでは、「どうしたの?どう思うの?なにか一緒にやろうよ」と、とにかく絡んでいましたが、今は「あなたはどうしたいの?」という問いかけに変わりました。
適切な距離を作ることを学んだのかなと思います。

「引き出す側」という立場になって、距離感が変わってきたのですね。コーチング的な関わり方を身につけて、周りの方の変化などは感じますか。

趣味で経営者の事業相談に乗っているのですが、昔はよく辛口でぶった切っていたんですよね。それが今は、相手の中から、気づきや行動を引き出すような相談の乗り方になってきたのが変化だと思います。
またこれまでは、「本気で何か変えたい、こうしたい」という意思がある人の相談にしか乗れていませんでした。
しかし最近は、何をしたいかまだ分からない人の相談にも乗っていて、本人の潜在的欲求をぼこぼこっと浮かび上がらせることが出来るようになったんですよね。
事業相談だけでなく、人生相談やキャリア相談にまで幅が広がりました。

その人自身の願いや進みたい方向性を引き出しているのは、まさにコーチングですよね。素晴らしいです。緒方さんは、経営者やリーダーがコーチングを学ぶ意義はどんなところにあると思いますか。

これからの時代、自ら考えることをしない組織を率いることは、めちゃくちゃ大変だと思います。
働き方も自由になり、多様な価値観を持つ人たちと、一つのルールだけを頼りに組織を作り引っ張っていくことは難しくなっていくと思います。
一人一人が自分の頭で考え、アウトプットし、自分なりに解決できる力を持つこと。
そして、自分たちが、どんな組織や社会を作っていくのかというところまで、一緒にリデザインしていく必要があると思っています。
リーダーとして、相手に考える機会を作ったり、アイデアを引き出したりするためにも、コーチングは必要なスキルになっていくと思います。

今ってどんどん人間が我儘で面倒くさくなってきていると思っていて。組織を組める人が減り、独立を考える人が増え、組織に居る歓びを感じられる人も減ってきていると思うんですよね。
でも、人間は村社会で生きてきたので、人と繋がっていることに歓びを感じることの方が本当は多いはずなんですよね。
コミュニティの中に存在することの幸せってめちゃくちゃあって。会社はそれが提供できる、すごく優れたシステムだと思っています。
その優れたシステムの中で、組織にいることが面白いと思い合える人たちとチームを作れるかというところが、次の大きなポイントになるだろうなと思っています。きっとそこに、コーチングのエッセンスは活きるのだと思いますね。
ただ、コーチングは効果が1人1人違うし、コーチング向きじゃない人もいると思うので、「誰もが受けた方がいい」とも言いきれませんけどね。

仰る通り、コーチングは万能ではないので、使い方が大事ですよね。最後に、緒方さんにとってCoachEdを一言で表すとどのようなサービスでしょうか?

CoachEdは「自分をバージョンアップできる、一つのカード」だと思います。
このカードをどれだけ上手く使うか、どれだけ強いカードにするかは人それぞれですが、このカードを使えば、リーダーとして一つバージョンアップする可能性がある。その可能性を用意してもらえる場所かなと思いますね。


緒方さん、ありがとうございました!
緒方憲太郎
大阪大学基礎工学部卒業後、大阪大学経済学部卒業。 同年公認会計士合格。2006年に新日本監査法人へ入社。その後 Ernst&Young NewYork、トーマツベンチャーサポートにてスタートアップから大企業まで経営者のブレインとなるビジネスデザイナーとして支援。途中1年間かけて地球一周放浪しながら、アメリカで医療系NPOの立ち上げやオーケストラ公演のディレクターも行う。2015年医療ゲノム検査事業のテーラーメッド株式会社を創業、3年後業界最大手上場企業に事業売却。2016年株式会社Voicy創業。音声の原体験にアナウンサーの父を持つ。社会と生活を変えて、新しいワクワクする価値を生む事業が好き。
[文] 栗原 京子
[写真] 大倉 英揮
STEP
01.
現状や課題感を伝える

現状や感じていらっしゃる課題感をお話しいただき、状況と根本要因を整理します。
STEP
02.
要因の見立てと解決策を聞く

現状・課題・ご希望に応じて、解決策をご提案します。
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03.
理想に向けたアプローチを決める

実現に向けてのロードマップや最初の一歩をご提案します。
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