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GRPIモデルとは?自律型組織の秘訣を紹介

  • 育成・マネジメント

公開日

2024/7/8

| 更新日

2026/6/3

  • 現代のビジネス環境において、自律型組織の構築は多くの企業が目指す目標となっています。その実現のための有効なツールとして、GRPIモデルが注目されています。このモデルは、チームの構造を整え、関係性を育むことで、組織の自律性を高める効果があります。
    本記事では、GRPIモデルの概要とその効果的な活用法について、人事担当者、経営者、マネージャーの皆様に向けて詳しく解説します。

    GRPIモデルとは

    GRPIモデルは、Goal(目標)、Role(役割)、Process/Procedure(仕事の進め方)、Interpersonal Relationship/Interaction(関係性)の頭文字を取った組織マネジメントのフレームワークです。このモデルは、チームの構造を整え、メンバー間の関係性を育むことで、自律的な組織づくりを支援します。

    Goal(目標)

    チームで活動する際にその根幹となるのは「目標」です。チームの目標やビジョンがどれくらい明確であり、それがメンバーの間でどれくらい共有され、メンバーが自分のこととして当事者意識をどれくらい有しているかがとても重要です。具体的で意義のある目標を設定することで、チーム全体で取り組むことを明確化し、共有します。

    Role(役割)

    役割とは、何の仕事を誰がするか、ということです。目標達成のために、各メンバーの強みを活かしたフレキシブルな役割分担を行います。役割分担が曖昧だと責任の所在が不明な仕事が発生する一方、役割が明確すぎても分業化が進み協業が生まれません。柔軟性を持った役割分担をし、メンバー同士がお互いを補い合える環境が理想的です。

    Process / Procedure(仕事の進め方)

    仕事の進め方は、チームがどのように仕事を進めるか、ということです。効率的な業務遂行のために、明確な手順とプロセスを設定します。業務フローや会議の進め方が適切であり共有されていると、メンバーの協業性・自律性も高まります。また、メンバー間の連携がスムーズになり、迅速なトライ&エラーが可能になります。

    Interpersonal Relationship / Interaction(関係性)

    関係性は、メンバー間の影響関係や感情など対人感の関係性に関するもののことです。チームがうまく機能していない場合、この関係性に焦点が当たることが多いですが、まずは前述の目標・役割・仕事の進め方が適切に設定され共有されているかを確認します。そのうえで、日ごろからチーム内の心理的安全性を育み、メンバー間の信頼関係を構築するよう心がけます。これにより、オープンなコミュニケーションと相互支援が促進されます。

    参考)中村和彦(他)著、職場における協働の創生-その理論と実践-

    GRPIモデルをチームマネジメントに採用するメリット

    チームに一体感や意欲が生まれ、連携してチームの目標達成に向かえる

    GRPIモデルの適用により、チームメンバー全員が共通の目標に向かって協力し合う環境が整います。これにより、チームの一体感と目標達成への意欲が高まります。

    メンバーに仕事への誇りや使命感が生まれる

    明確な役割分担と目標設定により、各メンバーが自分の仕事の重要性を理解し、誇りと使命感を持って業務に取り組むようになります。

    業務や意思決定のスピードが向上する

    プロセスの最適化と円滑な関係性の構築により、変化する環境に適応しながらも組織の方向性を維持できるため情報共有や意思決定がスムーズになり、業務のスピードが向上します。

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    自律型組織になぜGRPIモデルが効果的か?

    チームの構造を明確にすることで、各自が主体性を持ち動くことができる

    GRPIモデルは、チームの構造を明確にすることで、各メンバーが自分の役割と責任を理解し、主体的に行動することを促します。「変化する環境の中での自律型のチームづくり」は、ゴールも役割もやり方も変化し続けるため、極めて認知コストが高くなりがちです。したがって、認知コストを下げ、メンバーのリソースを適切な対象に向けるために、GRPIのフレームワークを活用しながら「変わらないこと」「わかっていること」線引きをしていくことが効果的です。

    関係性を育む土台を作ることで、相互連携が生まれやすくなる

    GRPIモデルでは、Goal(目標)→Role(役割)→Process/Procedure(仕事の進め方)→ Interpersonal Relationship/Interaction(関係性)の順に明確していくことで、チームメンバー間の関係性がチームの目標を達するための関係性として構築されやすくなります。 その関係性の中で、一人一人が自律的に責任をもちつつも、相互に依存できるようになることで自発的な協力と情報共有が促進されやすくなります。

    自律型組織

    GRPIモデルを機能させるために必要なスキル

    意義や目標を設定するスキル

    目標を適切に設定できると、目指したい場所が明確になり目標達成のために何が必要かが見えてきます。そうした目標設定の重要性やメリットを知識として理解し、具体的でメンバーにとっても報酬魅力が大きい目標を設定するスキルが求められます。

    目標達成のための役割分担・タスク設定をするスキル

    メンバーの強みを活かし、効果的な役割分担とタスク設定を行うスキルも必要不可欠です。メンバーのwll/canを引き出しつつ、そのメンバーにとって最適な役割分担とタスク設定を行えるようになることが理想です。

    目標達成のための手順やコミュニケーション方法を整えるスキル

    効率的な業務遂行のためのプロセスとコミュニケーション方法を確立するスキルも求められます。メンバーが適切に手順を踏めているか、困っているところがないか注意深く観察し、困っているところは手を差し伸べて手順が滞りなく進めていけるようなマネジメントスキルが必要です。

    チームの関係性を育むスキル

    心理的安全性を確保し、メンバー間の信頼関係を構築するスキルも求められます。不確実性の高い現代においては、メンバーから少しの違和感でも伝えてもらうことにより、理想がより明確になることがあります。対話の場を設定し、メンバーの声を聴くことでチームの関係性を育みます。

    CoachEdでマネージャーに必要となる GRPIを整える力を身につける

    GRPIモデルの効果的な活用には、マネージャーのスキルアップが不可欠です。CoachEdなどの研修プログラムを通じて、GRPIを整える力を体系的に学ぶことができます。これにより、自律型組織の構築に向けた具体的なアクションを起こすことが可能になります。

    まとめ

    GRPIモデルは、自律型組織の実現に向けた効果的なツールです。目標、役割、プロセス、関係性の4つの要素を整えることで、チームの構造を最適化し、メンバー間の関係性を育むことができます。このモデルの採用により、チームの一体感と生産性が向上し、各メンバーの主体性が引き出されます。人事担当者、経営者、マネージャーの皆様は、GRPIモデルの理解と実践を通じて、より強固で自律的な組織づくりを推進することができるでしょう。

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